1981年から米国は『ものづくりによる実践的な学生教育プログラム』としてFormula SAEをを開催しました。
DUFPはFSAEの日本大会である全日本学生フォーミュラ大会に毎年出場しています。
学生たちが一から企画・設計・製作した小型のフォーミュラーカーの総合性能で競う大会であり、
走行性能を競う「動的審査」と設計思想やフォーミュラカーのマーケティング、コスト等を競う「静的審査」が行われます。
ものづくりを通して、大学の講義だけでは得ることのできない力が身に付きます。
詳しくは学生フォーミュラ公式HPへ
審査には走行前に行う「車検」と提出書類や口頭試問等で評価される「静的審査」、現地にて走行性能を競う「動的審査」があり、
計1000点満点で順位を決定します。
車検 【0/1000】 |
1.レギュレーションを満たしているか(技術車検)、2.ドライバーの5秒脱出テスト、3.ブレーキ試験(4輪ロック)、4.騒音試験、5.チルト試験の 5つの項目がある。 |
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コスト審査 【100/1000】 |
製造方法や製作コストへの工夫が評価される。事前に図面や製作コストに関する計算書等を含むコストレポートを提出する。 |
プレゼンテーション審査 【75/1000】 |
車両をマーケットへ売り込む戦略をプレゼン テーションする。 |
デザイン審査 【150/1000】 |
車両に採用した機構や技術の優位性をアピールする |
アクセラレーション 【100/1000】 |
0-75mの直線加速でタイムを競う |
スキッドパッド 【75/1000】 |
8の字コースによりコーナリング性能を競う |
オートクロス 【125/1000】 |
800mのコースを 1 周するラップタイムを競う |
エンデュランス 【275/1000】 |
1周約1000mのコースを20 周し車両の全体性能、信頼性を競う |
効率 【100/1000】 |
エンデュランス時の燃費性能を競う |